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私がバッカルファットを切除しない理由:1
2020/10/23
こんにちは。
院長の鈴木です。
今回は、当院のオンライン相談室やTwitter等でもご相談いただく、バッカルファットの除去についてお話したいと思います。
バッカルファットとは、簡単に言うと「頬の厚みを作っている脂肪」といえます。
バッカルファットは頬脂肪体とも呼ばれ、皮下にある脂肪とは全く異なる脂肪です。
この脂肪体は、こめかみの側頭筋付近から頬骨弓の下を通って下方に伸びていて、若い頃には比較的高い位置に存在しているのですが、加齢とともにこの脂肪体の位置が下がってきてしまい、その下端が「口のわきの膨らみ(下膨れ)」として現れてくるようになります。
下膨れの輪郭の人の場合は、この脂肪のボリュームが多く、さらにそれが下のほうに多く存在していることが下膨れの要因として考えられます。
加齢により、この脂肪が減ってくると、
⇒全体的にこの脂肪の厚みが減ってきて
⇒頬の厚みがなくなり、
⇒頬骨弓の上下の凹みとして感じられるようになります。
結果、ゲッソリした感じ、若々しくはない状態・老けて見られてしまう状態 になります。
つまり、若い頃にこの脂肪を切除するということは、このような老化現象(頬付近のコケ、下膨れ)をあえて促進させていることになりかねないということです。
少量切除であれば許容される場合もありますが、私がバッカルファット切除を極力行わないようにしているのはその理由が大きいとも言えます。
また後日、バッカルファットを除去しない理由の続きも記入予定です。気長にお待ち下さいね。
⇒その2もUPしました。こちらをご覧ください。
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