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医師として生きる 11:グルテオプラスティー(ヒップアップ手術)
2020/07/03
こんにちは。
院長の鈴木です。
今回はシリーズ11となります。どうぞお付き合いくださいませ。
◆シリーズ11:ガレロサントス先生との出会い
シリーズ11では、メキシコのガレロサントス先生をご紹介させていただきます。
ガレロサントス先生といえば美容外科をやっている人間なら誰でも知っているような世界的に有名な存在の先生でいらっしゃいます。
彼のオフィスは、メキシコのグアダラハラというメキシコシティーに次ぐメキシコ第二の都市にありました。
大都市ながらスペインの植民地だった面影を残す古都で、古い寺院なども多く、その美しさから「西部の真珠」と呼ばれています。
また、メキシコの代表的な音楽であるマリアッチはグアダラハラが発祥と言われています。
滞在中は、街中ではスペイン語しか通用しないし、ミネラルウオーターしか飲んでないのにお腹をこわすことも多いし、と苦労した記憶が多いですが、滞在中に仲良くなった同世代のドクターに本場のテキーラの飲み方を伝授され、お腹をこわしながらも毎晩のようにテキーラを飲んでいたのもなつかしい良き思い出です。
さて、メキシコでは、ガレロサントス先生のプライベートクリニックと、彼がかかわっている形成外科の専門病院(Jaliosco Institute for Reconstructive Plastic Surgery)とで、たくさんの手術を見学させていただき、本当に勉強になりました。
数多く拝見させていただいた手術の中でも特に興味深かったのは、グルテオプラスティーの手術でした。
これはお尻のところにインプラントを挿入し、お尻の形を後方に突き出させる手術で、この頃メキシコではポピュラーになりつつある手術のようでした。
ラテン系の民族にはキュッと上がったお尻が好まれるようで、これがそのまま日本でも流行するとは思えませんでしたが、最近では日本でもこの手術を受けたがる人が少しずつ出てきているようで、私も時々行うようになってきています。
また、当時、ガレロサントス先生は、今では当たり前のように国内の美容外科でも行われている、脂肪注入という手術(顔の凹んだところや、シワのところに自分の体からとった脂肪を注入することによってきれいにする方法)を数多く症例を積まれており、当時はこういった手術は日本でもきっと盛んになるだろうなと感じていたものです。
今では当時よりも技術も道具もかなり進化しており、当院でも脂肪注入は積極的に行っております。
ガレロサントス先生は、大変著名な先生でいらっしゃるにも関わらず、本当に懇切丁寧に指導していただき大変感謝しております。
<ガレロサントス先生との思い出の写真>
写真左は彼のプライベートクリニックで手術を見学させていただいているところ。
右は部下のカノ先生とともに近くのゴルフクラブのレストランでランチをご馳走になったところです。
ここまでの長文お付き合いありがとうございました。
また次回は医師として生きる12で。
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